先日石巻でレースがあって参加してきたのだけど。
ここんところの異常気象といっていいだろう・・・雨!雨!雨!マジで走る機会が少ないんでイライラも募る。当然ながらレースもめっちゃ雨の中での展開になったわけ。
ロードバイクってやはり繊細な所はとても繊細な訳。自転車の中では最速を叩きだすためあらゆるところが安全マージンギリギリで作ってあるからコンディションに合わせていろんなセッティングを施してやらないとちゃんと走ってくれないんだよね。
何が言いたいかというと、チェーンオイルについてなんですね。
実はオイルは実に深い世界で状況に合わせて選ぶオイル一つでレース結果が変わったり故障したりと結構面倒くさい奴なんです。勿論自分は雨嫌いなんで普段なら絶対雨が降ったら走らない。なのでドライセッティングという乾燥した日にホコリや汚れが付きにくくするセッティングにしてあるんです。
逆に今回のレースのように雨や泥の多い日用のオイルってのもあるんですよ。
そういうのは雨が降っても潤滑効果が下がらない性能のものがあります。
ただし一度走るとめっちゃ汚れるんですよ!!
チェーンは真っ黒になるし当然触れるギアも黒くなるし。
綺麗な自転車が好きな私は速攻黒くなるオイルなんか使いたく無い訳。
その関係でオイルではなく潤滑パウダーとコーティングワックスを併用して極力汚れないようにしているんです。
が、雨には滅法弱いんだな。これが。そういう事をすっかり忘れてレースに行ったもんだから降りしきる雨にえらいこっちゃなぁ・・・と。
慌ててその上からチタン粒子入りの潤滑スプレーをぶっかけて取りあえずしのぐかと走り出したはいいが・・・
速攻オイル切れ
OTLガクッオイル切れが起こると各ギアに直接金属が噛みあう事になるので摩耗が猛烈に促進される。
更にチェーンそのものの動きがギクシャクしてチェーン自体が伸びてしまう事に繋がるんだな。
しかもロード用のチェーンは段数毎に仕えるチェーンが違うので単純にチェーンの駒を減らして短くすることが出来ないんだわ。というのもギアの幅は決まっているのでチェーンが伸びてしまったらギアの一つ一つにあわなくなってしまうのだ。
一般の自転車と違って軽量化に心血注いで作ってあるのでもちが極端に悪いのだ。
更に海沿いを走るので塩分・砂が更に追い打ちをかける。
結果チェーンを伸ばした上にオイル切れを起こし砂が噛んでしまいガリガリに駒の中が噛んでしまったのね。
マジで泣きそうです。
こんなに汚れたアディクトちゃんは初めてだよ。
次は自転車の洗浄についてだね。
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